キンクマ

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キンクマについて

キンクマはゴールデンハムスターの1種です。
いわゆる人工改良種であり、ゴールデンハムスターの中でも最も大人しい性格をしています。

そもそもハムスターの中でも、ゴールデンはその歴史が長い種です。
非常に飼育しやすく、人なつっこい性格をしていることから、飼育にも向いており、ハムスターの中でも人気の高い種だと言って良いでしょう。

かつては、幻の動物とまで呼ばれるほど希少な動物だったのですが、エルサレムにあるヘブライ大学のアハロニ氏が捕獲したことが、キンクマの始まりです。

シリアにアレッポ近郊にあった巣穴から、1匹のメスと11匹の子どもが捕獲されました。
この内、1匹のメスと2匹のオスが残り、そこから繁殖をしていき、増えた子孫が現在のゴールデンの始まりです。

つまり、ペットショップなどで見かけるキンクマのすべてが人工的に繁殖させられたものになります。
現在でも野生種のゴールデンが見つかることは非常に稀です。

キンクマの特徴について

キンクマの体長はオスで18センチ程度、メスで19センチ程度ですので、メスの方が少し大きな体格をしていることが解ります。

体重で見てもオスが130グラム、メスが150グラム程度となり、体長分メスの方が若干重いですね。
1回の出産で4匹から17匹と、かなりの多産だと言えるでしょう。

野生種の場合は、地下にトンネルを掘って巣を作ります。
巣の大きさは2メートルにもなり、前足だけではなく、丈夫な切歯を使って土を掘り、ほお袋に土をためて運ぶのが特徴です。

基本的には単独生活を好む性格をしているので、単独飼育が必須になります。
繁殖期にのみオス、メスでつがいとなって繁殖をするので、覚えておくと良いでしょう。

通常種は毛の短い短毛種ですが、長毛タイプのものもおり、毛色のバリエーションが非常に豊富なのも特徴の1つです。
ペットとしては扱いやすいことから、初心者の方でも単独飼育である点をしっかりと守れば、容易に飼育することができます。

キンクマの品種について

キンクマは全身濃いアプリコット色をしているのが特徴で、耳の裏側が黒くなっています。
ゴールデンのように人工品種が作られたのは、ハムスター飼育の研究が進んだ結果ですね。

様々な色や柄を持った個体同士をかけあわせて、人工的に自然種では少ないカラーの品種を増やしていったことから始まります。

例えば、キンクマの場合ですと、アプリコット色の強い子どもが生まれた時には、同じような体毛を持つ品種同士でかけあわせて子どもを作っていくのです。

そうして数世代も同様に品種のかけあわせを行っていくことで、アプリコット色をもった子どもが誕生する可能性が高くなります。

結果、野生種にはいない毛色をもった品種であるキンクマなどが生まれました。

キンクマの他にも、三毛猫のような三色の体毛を持った短毛種であるトリコロールや、トリコロールの長毛種であるキャリコ、ブラックとホワイトの体毛の対比が鮮やかなホルスタイン、真っ黒な頭に1本の白い線があるドミノ、などが有名ですね。