ハムスターのストレス行動

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ハムスターが強いストレスを感じたときに取る行動とは

ハムスターはペット用動物としてはメジャーですが、犬やネコのように高い知能を持って飼い主とコミュニケーションがとれるというわけではありません。

そのためハムスターを飼育していくためには、普段の行動の変化から体調に異変がないか飼い主側が察してあげなければいけません。

まずハムスターは基本的には鳴くことのない動物です。
しかし全く声を出さないかというとそういうわけではなく、何か訴えたいことがあるときには積極的に鳴き声を発することがあります。

そこで注意をしたいのが、ハムスターが大声で鳴くときは機嫌が良いということはまず全くなく、強いストレスを感じたり怒っている時であるということです。

飼育をしているハムスターの鳴き声としてよく聞かれるものの1つに「ギィーッ!」や「ジージー」といった低めの唸り声です。

これらはいずれも恐怖を感じているものに対して威嚇行動をしているときに発せられるものです。
よくあるのが飼い始めたばかりで環境に慣れていない時や、普段は室内にいないような珍しい人や動物がいる時です。

特に犬やネコなどがケージの近くに来て鼻先を近づけていたり、子供が大きな声を出して近くを走り回っているとこうした鳴き声を発したり、激しくゲージ内を動き回って歯をむき出したりします。

鳴き声とは異なりますが、ハムスターが眠っているときや美味しい餌を食べた時に発せられる音は「プッ」や「ピッ」といった短かくて高い音なのではっきり違うとわかります。

頻繁に毛づくろいをするときも要注意

ハムスターは全身を豊かな毛並みで覆っていることから、定期的に毛づくろいを行います。
この毛づくろいは長い毛が絡まらないようにとかしたり、毛についた汚れを取り除いたりするためのものであると同時に、自分の気持を落ち着けるためにするものです。

犬やネコなども同様ですが、頻繁に毛づくろいをしている時というのは興奮をしたり恐怖を感じたりしていることが多く、自分の精神を落ち着かせようとして頻繁に体中をなめまわします。

ハムスターもこれと同様で、強い不安やストレスがあるとしきりに顔を洗うようにしたり、砂場で体を擦り付けたりします。

もともと砂漠地帯で生息をしていたハムスターなので、体を洗うために砂浴びをするということがよくあります。
もし設置している砂場で頻繁に体をこすりつけていたりしていたら、何らかのストレスで落ち着かなくなっていると考えた方がよいでしょう。

また人間同様健康状態が非常によく現れるのが排泄物です。
普段はきちんと決まったところでしている糞尿があちこちに散らばっていたり、ケージ周辺に散らばっているときは体調を崩してきちんとトイレができなくなってしまっていることが考えられます。