噛むにも理由がある

食べ物を食べるハムスター

ハムスターが噛む理由について

ペットの中でも人気の高いハムスターですが、あまり良いイメージを持っていない人も多くいます。
その理由の1つが、かじることです。

ペットとしてきちんと飼育されている場合、個体差による性格にもよりますが、本気で人間に噛みついてくることはほとんどありません。
これは人間が自分よりも強いことを知っていて、エサを運んできてくれるとの認識があるからです。

エサと間違える

最も代表的なケースがこれです。
エサを持っている飼い主の手を噛んでしまうものですが、これはおっちょこちょいがこうじて、噛んでしまったのではありません。

個体差もあるのですが、一般的にハムスターは臆病な性格をしているものが多く、飼い主が怖くて噛んでしまうのです。
それも故意に行ったものではなく、エサを早くとろうとして誤ってやってしまったというケースですね。

ゴールデンなどの種であれば、本気でくることはありません。
しかし、気性が荒いことでも知られるジャンガリアンは本気で噛んでしまうこともあるので、充分注意しましょう。

対策としては、本気で噛んでいないのなら、きちんとエサを持っていくまで我慢するのが一般的です。
驚いてしまって声をあげたり、手を振り払ってしまうことで、余計に怖がらせてしまうので、最初は多少の我慢は必要だと言えるでしょう。

本気で噛みつかれた場合は、脇腹を触って教えるようにして下さい。
飼い主になれてくると、エサをとる時にも舐めてとったりするので、愛らしい仕草をみることができます。

まれに同じ場所を何度も何度も血が出るまで噛んでくることがあります。
これは飼い主に対して、窮鼠猫を噛むといったように感じている時に行う動きですね。

よほど飼い主が気に入らない、もしくはペットに対してイヤなことした、怖い思いをさせたことが原因によるもので、信頼関係が壊れている証拠だと言えます。

繁殖期に噛む

基本的にこれは動物全般に言えるのですが、繁殖期、発情期になると普段は温厚な動物でも気性が荒くなってしまいます。
これはハムスターにも同じことが言え、発情期や育児期になると子どもを守るなどのことから攻撃的になるのです。

一般的にこのケースでは人間を噛むことは少なく、つがいであるオスや自分の子どもを噛んでしまうことが多くなるので、世話をする時にはメスの世話から始めるようにして下さい。

ケージを噛む場合

ケージを噛んでしまう個体も少なくないのですが、基本的にはストレスが溜まっていると考えて良いでしょう。
例えば欲求不満になっていてイライラすることからケージを噛んでしまう個体も多く、この場合は飼育環境や飼育方法を改善する必要があります。

また、ケージから出たいと意思表示をするために噛むことがあり、この場合はケージの出入り口付近や、行きたい場所にある部分を噛みます。

飼い主がいないときに起こす行動であり、ケージに傷がついている時にはケージから出して、運動させてあげると良いですね。

できれば、毎日決まった時間に行うようにすることで、イライラを解消させることができます。