やってはいけない事

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ハムスターは弱い存在であることを理解する

砂漠や高原地帯で生息をしてきたハムスターは、常に捕食者と戦う立場にあります。
ハムスターを飼育していると夜中に活発に回し車を使って走り回りますが、これも目立ちやすい昼間を避けて夜中に遠方まで餌を探しに出かけてきた名残です。

野生のハムスターが一晩に走る距離は約20kmと言われており、時速にすると8km/hくらいの速さです。
ペットのハムスターも回し車で走る距離は数キロにもおよびますので、まずはこの走行を邪魔しないようにしてあげてください。

また捕食者から逃げるための特質として、巣穴の中に隠れたががるということがあります。
ハムスターを飼育するときに絶対必要なのが床に敷き詰めるチップ材です。
初めてハムスターを飼育するときなどは、かわいいハムスターを少しでも多く見たいと床敷を少なめにしたり、隠れにくい素材を選ぶこともありますがこれは大きな間違いです。

ハムスターにしてみれば常に自分を狙う猛禽類や肉食動物に自分の姿を見られているかのような緊張感となりますので、特に飼い始めのときは十分に身を隠せるだけの木製チップや牧草をケージに入れておいてあげましょう。

同じように飼い始めのときから頻繁にかごから出して撫で回したり、餌を手渡しで食べさせようとすることもいけません。

まずは今の環境に慣れさせることが一番大切なので、ハムスターが安心して自分から姿を見せるようになるまで静かに見守ってあげてください。

ストレスを感じると体が固まることも

ハムスター独特の特長として、何かショックを受けるようなことがあると一瞬体が固まり動けなくなるということがあります。

ハムスター好きの間では「フリーズ」と呼んだりしますが、これは可愛らしい一方でハムスターにとっては大きなストレスになることです。

1回くらいですぐに体調に影響が出るということはないでしょうが、面白がって頻繁にフリーズさせるようなことをしているとそれがもとで病気になってしまうこともあります。

ストレスの高い環境で生育されたハムスターは、性格が荒くなって攻撃的になったり、落ち着かずにキーキーとうるさく鳴くようになります。

飼い主が餌やりや巣穴の清掃をしようとすると噛み付いてこようとするので、そうした行動をハムスターが取り始めたら必要以上に構わないようにするとともに、できるだけ快適な環境を整えてそっとしておいてあげましょう。

ハムスターは臆病な性格をしていることからなかなか慣れるまで時間がかかりますが、安心できる環境にあるとわかれば本来の賢さを発揮します。

慣れないうちからしつけをしようとしても効果はありませんので、まずは信頼関係を築けるように優しく見守ってください。