ハムスターに嫌われないためには

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大きな声を出すとハムスターは警戒します

捕食者から逃げて生活をするハムスターが一番嫌うのは、捕食者がとる行動を身の回りでされることです。
野生のハムスターを狙う動物としては、猛禽類であるタカやワシ、ネコ科やイヌ科の肉食動物、その他にもクマや蛇など沢山の種類がいます。

それらの捕食動物に共通しているのが、甲高い声の鳴き声をしていることや、鋭い爪や歯を持っているということです。

ですのでハムスターは大きな音や声、強い光を嫌います。
よく「子供がいるときにはハムスターが巣穴から出てこない」という話を聞きますが、これは子供がよく発する「キャーッ!」といった高くて大きな声が猛禽類などの鳴き声によく似ているからと言われます。

ハムスターはあまり視力はよくありませんが、聴覚と嗅覚は非常に発達しておりとりわけ甲高い声を聞き取る力はかなり優れています。

そのためハムスターに気を使って違う部屋にケージを置いていても、同じ建物の中で子供が大声を出していると巣穴から出てこないということもよくあります。

子供だけでなくついついかわいさに興奮して大きな声を出してしまうタイプの人はハムスターからは警戒心を持たれてしまうことになります。

まして大きな声を出しながら顔を近づけてきた場合などはまさに捕食者のするそれになるので、場合によっては反撃を受けて噛みつかれたりすることもあるので注意しましょう。

反対にハムスターは低い音を聞き取りにくいという性質があります。
声が低めの男性の声はそもそも認識しないということもありますので、ハムスターと仲良くなりたい場合やしつけをするときには声が低い男性は少し大きめの発声をしてあげてください。

保定されることもハムスターには恐怖です

もう一つハムスターが嫌がることとして挙げられるのが体の大きな他の動物からの「保定」です。
簡単にいえば手でつかむなどして完全に動きを止められてしまうということで、飼い始めの頃にはつい逃がさないようにと強くつかんでしまいがちです。

これも最初に挙げた理由と同じで、これからまさにハムスターを食べようとする捕食者がする行動と類似したものなので、激しく抵抗をしたり噛み付いて逃げようとしてしまいます。

ハムスターの中には飼い主にすっかり慣れて手乗りをするようになる個体もありますが、その域に達するにはかなりの時間と慣らしが必要になります。

ハムスターを動物病院に連れて行ったりしたときにも、体をつかんで診察をするのではなく透明なボックスの中に入れて周囲から伺うようにします。

嗅覚の鋭いハムスターは一度危険を学習してしまうとそれ以降ますます警戒感を強めてしまうということがありますので、できるだけ嫌がることは避けて距離感を持って飼育しましょう。