ハムスターのかかりやすい病気

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飼育しやすい動物

ハムスターは、小さい体で人にもなつき、鳴き声などもあげないため、比較的飼育しやすいペットとして人気の動物です。
回し車の上を元気良く走ったり、前足を上手に使って餌を食べたりといった仕草も可愛いですし、手の上に載せて一緒に遊ぶ事も出来ます。

ペットショップなどでも見かける事も多く、犬や猫などに比べて飼育しやすい印象がありますが、きちんと習性を理解して世話をしていく事が大切です。

自然界の中では弱い立場の動物であるハムスターは、痛みの感覚が鈍く、体調が悪くなっても表に見せにくい傾向にあります。

体調の変化があっても、飼い主であっても気付かない事が多いため、適切な飼育環境を整えると同時に、かかりやすい病気を理解して普段からよく観察をしていく事が大切です。

ハムスターがかかりやすい病気

おなかの病気がある時には、下痢をする事が多くなります。
下痢でお尻が濡れている状態を「ウェットテイル」と呼び、下痢に加えて脱水症状や食欲低下といった症状が見られます。

細菌感染や食事の影響、ストレスなどその原因はいくつか考えられますが、治療をしなければ数日で死んでしまう事も多いため注意したい状態です。

飼育環境が急激に変わったり、母親から離すのが早すぎたなどといった事が原因になる事もあります。
ハムスターの特徴でもある、ほお袋のトラブルにも注意が必要です。

ほお袋のトラブルとしては、ほお袋の炎症や腫瘍の発生や、「ほお袋脱」と呼ばれるほお袋が裏返って口の外に出てしまう病気があります。

ほお袋の内側は血管も多く傷つきやすいため、硬いものによってついた傷が炎症や腫瘍の原因となる事もあります。
ほお袋脱は、食べ物を出し入れする際に餌にくっついて出てきてしまう事によるものです。

自分で戻せる事もありますが癖になりやすく、放置すると自分で噛んでしまうため、手術でほお袋を取る場合もあります。
げっ歯類の仲間であるハムスターの歯は、常に硬いものを噛んで削っていかないとどんどん伸びていってしまいます。

このため、遺伝や金網の噛み過ぎなどで、噛み合せに異常がある状態で歯が伸びてしまうと、不正咬合になって食べ物を上手に食べられなくなってしまうのです。

そうなった場合には、獣医師のもとで歯のカットをしてもらう必要があります。

人間と同様に、ハムスターも風邪をひきます。
くしゃみをしたり、鼻水が出たり、食欲低下や発熱、咳などといった風邪様症状がみられる事もありますね。
ひどくなると肺炎を引き起こして重症化するケースもあるので注意しましょう。

予防のためには、ゲージ内を清潔にしたり、バランスのとれた食事を与えたり、ストレスを書けない様にしたり、温度管理を徹底するといった普段からの基本的な世話が大切です。